感情のコントロールができない。
最近ではアンガーコントロールや、アンガーマネジメントなどといった
怒りをコントロールする技術の本などもよく見かけますね。
私たちは怒りや悲しみなどのネガティブな感情を嫌うようです。
実は感情が爆発してしまう方やコントロールできない方の多くは
逆に今まで感情を抑制していた方が多い傾向にあります。
ちょっと想像してみてください。
カフェでアイスカフェラテを頼んだら、コップの下の方にエスプレッソが溜まってる。
上のミルクと混ざってなくて、白と茶色のコントラストがまるでグラデーションのよう。
こんなアイスカフェラテ見たことありませんか？
この時のエスプレッソの茶色の部分が過去に溜め込んできたネガティブな感情です。
上から甘いミルクのようにポジティブな感情を注いでも、底にあるものを出してあげないと溜まったままなのです。
また、この時コップにヒビが入っていても漏れてしまうのでちゃんと受け止めれることができません。
美味しいカフェラテを飲むためには、しっかりしたコップと、ちゃんと苦みと甘みが混ざらなくてはいけませんね。
というように、感情をコントロールするには、まず溜めてしまった感情（エスプレッソの部分）を吐き出して、
土台となるコップ（自己肯定感）を育てていく必要があります。
感情は味わうと消えるという特徴がありますが、ネガティブな感情を味わうのはどうも心にブレーキがかかりがちです。
怒りに対して自分で怒ることを禁止していたり、悲しい気持ちを感じることが怖くて逃げていたり
そんな時に感情が暴走してコントロールできなくなるのです。
1人で感じることが怖くて逃げていた感情もカウンセラーが寄り添ってくれるから向き合えたと言ってくださる方が多いです。
少しづつ感情をコントロールできるようになっていきますよ。
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