オコリン坊とニコリン坊

あんにょん!
皆さんおじゃる丸って知っていますか?
そう、Eテレの。
キャラが個性豊かで、子供向けなのに子供には面白さが伝わらないであろうシュールな笑いがたまにあるのが個人的に好きなアニメです。
おじゃる丸に出てくるキャラクターでオコリン坊とニコリン坊という狛犬の双子が出てくるんです。
キャラクターだとどっちもとってもかわいいんですけど、やっぱりニコリン坊でいたいなって話です。
怒りん坊を辞書で引くと、少しのことでもすぐ怒る人、怒りっぽい人、気短な人。
だそうです。
私、娘に前「ママは怒りん坊」って言われてハッとしたことがあるくらい怒りん坊だったんです。
怒りって我慢していることが我慢しきれなくなると溢れてくるらしいです。
だとしたら何年表面張力で頑張らせていたんだろうか…と…
いつもイライラして、機嫌の悪い私。そんな自分に自己嫌悪という毎日でした。
心の世界では感情は共鳴すると言いますから、当時は子供もよく癇癪を起こしていたし、夫もイライラしていたと思います。
逆にニコリン坊も共鳴する。今だからわかるのだけど、私がご機嫌だと、子供もご機嫌だもの。
逆もあって子供のニコリン坊に共鳴して私が笑顔にさせてもらったり、子供のイライラが伝染することもあります。
我が家で一番いつもご機嫌なのはこの子だけです。↓笑(私、むーちゃん12歳です)

人間だから怒ることもあるし、怒ること、なんたる人らしい感情だと思いますが、自己嫌悪するほど怒りたくはないなぁと思ったりもします。
できればニコリン坊でいたいのはきっとみんな一緒ですよね。
そして、怒っている人を見るのが苦手、怒っている人に嫌悪感を感じるという人も多いのではないでしょうか?
さて、問題ですその怒った人、過去に身近にいませんでしたか?
はい、私の場合は父でした。
いつも怒って、口の悪くなる父を見て、怖かったし、あんな風になってはいけないと嫌悪していました。
子供の頃、反面教師はいつも父でした。(お父さん、ごめんっ。今はそう思っていないよ!笑)
そうすると怒りに対してひどく嫌悪感を持ちますよね。
子供には怒りん坊と言われた私でしたが、怒るのは家庭の中で、外では怒ることなんてあまりなかった。
それだけ、外で怒るということを禁止していたのだと思います。
それも我慢の一つだったと思います。
怒ることを禁止している人が怒りん坊になったらさあ大変というのはお察しいただけましたか?
怒ることの下に何が隠れているか?実は一番知りたくないことかもしれません。
だってお父さん大好きだったのに(当時は本当は好きなことにも自覚なし)お父さんを反面教師にいつもしてたなんて。
お父さんが実は好きなこともバレちゃうし、
その大好きなお父さんを反面教師だなんて、罪悪感半端ないですもんね!そりゃ見たくない。
私の怒りん坊の裏には、意外にも父が隠れていたというお話です。
カウンセリングでは本人もびっくりしたところに答えがあったりします。
そして隠したいし、バレたら恥ずかしいし。ネ。
今はニコリン坊でいられていますが、もちろんたまにオコリン坊です。
怒ることも、怒り方も選択できるようになれた頃、自己嫌悪も無くなってきたように思います。
では、また明日!ばいにょん!
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カウンセリングのハートケアサロン仙台
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