ラスボスおかん part1

あんにょん!
師匠のブログの共通用語、「ラスボスおかん」参考はこちら
RPGのように心のレベルが上がった頃、心の世界のラスボス、ある日突然に、まさか!?のタイミングでやってきた。
そもそも私はお父さんが大嫌い
ではあったがお母さんを嫌いだと思ったことはほぼない。
むしろ母のことは昔から好きだったし、私とは違う性格ではあるが、過保護でも過干渉でもなく、普通の優しいお母さんだった。
ただ、他人の目を気にするところはあったかな?と思う。
そして、過干渉や過保護というよりは放任タイプで割と自由にさせてくれたと思う。
そんな母のことよりも父のことが嫌いでそっちの方が心にずっと引っかかっていたし、正直ラスボスおかんというのも自分とは無縁の話だと思っていた。
そんな私が、父との許しが進んで、身軽になったはずのある日、母の一言にブチギレるということがあった。
それは離婚後に4年付き合った人とお別れをしたことを母に話した時だった。
母に「仲良さそうだったのに、なんで?あんたは結婚に向いてないから、結婚しない方がいいんよ」
と言われた瞬間、私の中の何かが弾けたように怒りがとめどなく溢れて、泣きながら母にブチギレ。
自分でもびっくりするような恨みのような感情が母に向いた。
恥ずかしいことだが、アラフォーになって、生まれて初めて母を泣かせたのだ。しかも還暦を過ぎた。
この時、罪悪感を感じる以上に、本当に怒り狂っていたので母とその後1ヶ月音信不通だった。
これが俗にいうラスボスおかん事件の始まりだった。
私は母と向き合う必要があるかもしれない。と気付かされた。
お母さんに対してこんなに怒りを持っていることを、これまで生きていてこの時初めて知った。
では何を怒っているんだろう?
結婚向いていないって、離婚した後も言われた気がする。
多分母としては、結婚にむいてないのよ。と半分慰めていたのかもしれない。
だけど、この彼と別れた時も向いてないと?
は?何も知らないくせに。
あっちが結婚に向いてないから私が別れを決めたのに。
なんで私が全部悪いことになるわけ?
まず最初の怒りはこれだった。
その後、離婚の時に味方してくれなかった。
とか、離婚する時死にたいような気持ちだったのに、全然気づきもしなかったくせに。
とか、どうせ死んでも広島で離れてるし気付きもしなかっただろうね。
とか、あんたは私の何もわかってない!
などなど、離婚の時の恨みつらみを泣きながら電話越しに言ったのは私の魂の叫びだったと思う。
母は、そんなこと言ったこともなかったからびっくりしていたし、電話越しで泣いているのもわかった。
そして怒りが爆発した後気づいた。
あら?私ってお母さんとこんなに依存していたの?と。
もう30代後半になろうというのに、まだ母とへその緒が繋がっていたようだと。
次回に続く。
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