毒と言いたくなる親のこと①
こんにちは(^^)
昨日毒親についてのご相談を返信しました。→こちら
こちらの相談の中でも話したように、毒親と言い切れる人の方が少ないように思います。
毒になるようなことを言われたけれど、毒親だと突き放すことはできない。
子供の親への愛の深さを親が自覚できるといいのですが。
昨日のマシュマロ質問箱にて、とてもいい質問をいただいたので、今日はそれをもとにブログを書いていきたいと思います。
きっとあのご相談に共感される方、多いのではないでしょうか?
さて、毒親の差はどうであれ、毒親でなくても、子供が親の期待に応えたい気持ちというのはどの子供にもあることだと思います。
子供の頃、そうやって親の機嫌をとることや親の言うことを聞くという愛し方で愛してきたのですから。
それが、大人になると窮屈になり、だいたい18歳ごろから(今年度からもう成人ですね)生きづらさというものがでてくるのかもしれません。
アダルトチルドレンというものに、自分が当てはまるかも・・・と思い始めるのもこの頃ではないでしょうか?
親の期待に応えていたり、親の顔色を気にして生きてきた人、
そういうことを積み重ねてくると、「自分」という意識がいつも置き去りになります。
自分が何を感じているよりも、親がどう感じているか?ばかり気にして、生きてきたから仕方がないですよね。
そういう方は、自分の輪郭がぼんやりしてて、自分と他者の境界線というものがよくわからないかもしれません。
昨日のマシュマロ質問箱でのご相談と似たケースだとして、
例えばこんなことはないでしょうか?
①自分の好きな事やしてみたいことは何ですか?と聞かれると困る
②どんな気持ち?と聞かれると困る
③機嫌の悪そうな人や怒っている人が苦手
④他人がこそこそと話していると自分のことを言われている気がする
毒親であったり、親の機嫌をとって生きてきた人は、自分のことがいつも後回しになってきたので、
①、②みたいに、自分の気持ちを聞かれると、一瞬固まってしまう方が多いです。
例えば、昨日の質問箱のケースのように、母の愚痴を聞かされるのがイヤだ。という場合。
愚痴を聞かされるとどんな気持ちになりますか?と聞かれると、
イヤ。という気持ちは分かるけれども、嫌だと思う理由になる感情は意外と蓋をしていたりします。
③、④は、周りの人に親と重なる部分を見ている(投影)ので、必然的に親のネガティブな部分を他人にも見てしまうことが多いです。
こういうことが、当てはまっていても問題がなければいいのですが、 問題があると、どう対処していいか悩みますよね。
昨日の質問でもお話ししたように、結局、自分自身の在り方。の中に答えがあるのです。
自分の気持ちをとことん知ることから始めましょう。
過去にも向き合わなければならないでしょう。
そういう時は、自分の年表を作ってみることをよく提案しています。
小学生の頃、中学生の頃、社会人、最近etc
どんな子で、どんなことがあったのか?
それについて、当時どう感じていたのか?
感情のグラフを作ったら、いつ頃が一番ネガティブモードだったのか?
逆に良かったと思える頃はいつ頃だったのか?
そんな風に、ノートを使って過去の掘り下げからされてみてくださいね!
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