頼ることと依存すること
こんにちは(^^)
昨日のブログで、人に甘えてみる。頼ってみる。お願いをしてみる。
というお話をしたのですが、人に頼ることを「依存」と勘違いしている方が多いのではないのかな?と最近思ったので、今日はみんな大好き(いや、嫌われている)依存の話をしたいと思います。
依存ってそもそもなんでしょうか?
依存はそれにしか依存できない状態と言うと分かりやすいかなと思います。
例えば、ストレスのはけ口にお酒を飲む。
ストレスが多くなるとお酒の量も増える。お酒で失態も多くなると罪悪感で余計ストレスがたまる。
とか、
彼氏に依存してしまって、連絡がないと不安になる、すぐ浮気や振られる想像をして不安になる。
とか、
依存先がお酒やパートナーの場合もあれば、賭け事、異性、ゲーム、食事、その他いろいろあるわけですが。
健康な心で心に余裕がある人は、ストレスが溜まったら、人に聞いてもらったり、相談したり、趣味や他の楽しいことでストレス発散できるのだと思います。
パートナーと付き合っていく仲で不安が出てくれば、少し距離をとって一人になって冷静に何が不安で不満なのか考えてみたり、他の異性もみてみようとお別れを自ら決めるかもしれません。
それに依存しなくても他にも良い方法があることを知っているからです。
しかし、依存している時はそれしかない!と思っているので依存しているものからなかなか離れられないのです。依存して離れられない状態を「執着」といいますね。
ということは、何かに依存している時、何かに執着している状態と言えそうです。
だとすると…
「依存」と「頼る」ことは別のものだということがお分かりいただけたでしょうか?
そして、注目すべきは、頼ることができなかった人が依存し執着するしかなくなる。ということです。
人間が生まれた時、歩くこともできず、自分のことは何もできないので大人のお世話がないと生きていけません。
一人で歩くようになるのも生まれて1年前後です。
歩くのも下手っぴだった赤ちゃんも4,5歳になると走るのさえ上手になります。
このブログを読んでいるあなたも、○○年前までは、歩くこともできず、文字も読めませんでした。
無意識ではありますが、誰もが、周りの大人たちに甘え、頼り、お願いしながら今日まで生きてきているのです。
なのに、大人になった今、どうして、自分の中の甘い部分を否定してしまうのか?もっと温かい目で見てあげて、人に甘えたり頼ってみようよ。
というのが昨日のブログなのです。
甘えや、人に頼らないとできない部分も、いつかは成長してできるようになるものです。
自然界では、動物がわが子が成長すると群れから追い出して自立させたり、巣から追い出して旅立たせたりしますよね。
どうやら人間よりも上手なのかもしれません。
今日はここまで(^^)
また依存の話の続きを紹介しますね!ではでは。
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