嫉妬と劣等感

あんにょん!
寒くなると眠くなるのは私だけでしょうか?冬眠モード?なのか食欲も増して困っております。
私はというと、先日師匠のお弟子講座5期の講座に行ってきました。
そこで嫉妬と向き合うワークがあったのですが…
あなたは嫉妬を感じる人はいたりしますか?
私の場合はですが、嫉妬というよりも「劣等感」という方がしっくりくる気がします。
私の中にある漠然とした劣等感を説明するのが難しいのですが、自分は人と違うかもしれないという怖さから来ている気がします。
オタクあるあるな気もするのですが、好きなものの対象がいつも独特で少数派なもので、
そこを理解され難かったり、共感されることも少なく、なんなら馬鹿にされることの方が多い人生でした。
心理学の格言に「悲劇は喜劇になる」というので、今日は私の劣等感を少し笑いに変えられたらと思い書いてみますね。
小学校の時、周りの女の子たちが漫画りぼんのママレードボーイと天使なんかじゃないでキャッキャしている時、
私は同じりぼんでも、こいつら100%伝説と有閑倶楽部の方が好きでした。
小学生の時夢中になって読んでいたのは、ホラー漫画と幽遊白書がでしたが、それを言うと馬鹿にされて、仲間外れにされたので、これは言わない方がいいのだと悟りました。
この辺りから、あれ?私、周りとなんか違うのではないだろうか?と不安に思ったことを覚えています。
中学生という思春期にマイノリティなものというのは本当に受け入れてもらえないお年頃で、私が好きなものを言って変人扱いされるのが嫌で、人に合わせていたし、他人と違う部分を抑制するように、封印して隠して生きていました。
中学生の頃、仲良くしていた子たちに突然理由もわからず仲間外れにされたりしたことも何度かあって、
何かを私がしてしまったから相手の気分を害したのかな?とか。自分がみんなと違うことをやらかしてしまったのかな?とか周りの顔色ばかり気にして生きていました。
そういうことも、自分の変わった性格のせいなのか?とか自分が他とは違う異形なものだからかもしれないと思っていました。
結局理由は分からずじまいでしたが、女子のグループが苦手という意識はこの頃にすごく深く心に刻まれたと思います。
そういうこともあり高校は同じ中学の女子が少ない高校へ進学しました。
高校生の時は、ヴィジュアル系バンドにはまって追っかけをしていて、東京から九州まで長期休みは青春18きっぷ使ってライブにいっぱい行きました。
それをきっかけにバンギャ(V系バンドが好きな女子の通称)友達が校外にたくさん出来たので楽しかったです。
そしてその時の私のファッションはというとロリータファッションだったのですが、これも絶対いじられる格好のネタにされる!と思っていたので、同じ高校の人たちにはバンギャなこともロリータなことも絶対に知られてはいけない!と思い、同級生には隠して高校生活を生きていました。
高校卒業する頃、ロリータだった私はロリータファッションのブランドが広島に初上陸するのを知って、その会社の面接を受け、卒業後就職したのです。
その会社には2年半お世話になりました。
お客様もスタッフもロリータかバンギャかオタクしかいないので、私にとっては生まれて初めて同族ばかりの天国のような職場でした。笑
その会社で仕事の楽しさを覚えた私はコスメオタクだった趣味もあって外資の化粧品会社に転職します。
が、しかし…
お分かりいただけたでしょうか、、、
私は高校生から社会人の5年間、マイノリティなコミュニティでしかコミュニケーションをとっていないことを。。。
そんな私が、外資の企業で、意識高い系女子が中途採用ばかりされている、化粧品会社の非オタと働くことになったのですから世界が一転にして変わりました。
中学生の頃の追体験なのか?と思うことも多く、
会議などで女性がたくさん集まっている場所では、発言もできないし、何を話していいのか固まってコミュニケーションも取れない。
なかなか溶け込めずに、自分だけ上手にコミュニケーションが取れないと劣等感を抱えていました。
大人数は苦手、女子が怖い。
私だけ上手にコミュニケーションが取れていない、みんなは知らない間に仲良くなってる。きっと私だけ浮いてる。
私がきっとどこかで話しにくいオーラを出してるのかもしれない、私がさっき、何か気に触ることを言ってしまったのかもしれない。
怒っているように見られたらどうしよう。感じ悪く思われたらどうしよう。
やっぱり、オタクがバレたのかもしれない。
そんなことをよく考えていました。
なので化粧品会社に勤めてからは、オタクなのも、バンギャなのも、ロリータや前職のことも全部隠して生きていました。
私がそれらをこうやって口に出して言えるようになったのは、実は離婚してからなのでここ数年の話なのです。
色々吹っ切れたのもありますが、隠してても仙台に来ていいご縁に出会えなかったので、だったらもっと自分を出してみて、これでもいいよと言ってくれる人に出会いたいと思ったから今に至ります。
なので正直なところ師匠の講座で女性がたくさん集まる場所というのは私にとっては恐怖心があり、劣等感を感じる場所であり、それと向き合う場でもあるかもしれません。
女性がたくさんいるところが怖いので、もしかしたら無意識に鎧を着て、スカウターがあったら戦闘力53万ですね。と言われるくらい無意識に戦闘態勢かもしれません。
しかしながら、お弟子講座で他のお弟子さんと話をしたり、ブログも読ませてもらうと皆さん本当に色々あって同じようにあの場所に居られる方なんだなと知りました。
よく考えたら半年も心のことを真剣に学ぶためにお金も時間もかけて講座に行くのだから、みんな心の分野のオタクなのですよね。
そう思うとみんな同志なんだと思うし、私の心の鎧も溶けていくような気がします。
オタク的なこの劣等感というやつも、人との触れ合いで癒されていくものだなぁと思います。
きっと同じようにオタクで学生時代窮屈な思いをした方や、オタクを隠して生きてきた人いっぱいいると思います。
好きなものを馬鹿にされたくないという気持ちもありますしネ。
でもそこに自分らしさのヒントのようなものがたくさんあると思うし、時間がかかりましたが自分の世界は大事に持っていたいと思えるようになりました。
ありのままの自分を生きて生きたいものですね。
では!ばいにょん!
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