自分を愛する方法
こんにちは(^^)
今日は夏至だそうで、一年でもっとも陽が長い一日だそうです。
明るい時間が長いと、なんだかいい気分になれるのは私だけでしょうか？
気分が良くなって、お酒が飲みたくなったり、お出かけしたくなったり、誰かに会いに行きたくなったりetc 行動したくなる季節ですね。
さて、毎度毎度、自分を愛しましょうと言っておりますが、言うは易く行うは難しですね。
自分を愛する方法なんて誰も教えてくれませんから。
自分を愛することを初めてみたいと思ったその日が誰もが１年生ですから、簡単にできなくて当たり前なのです。
これまでのブログでは、自分を愛するための方法をお話しすることが多かったのですが、今日は逆の視点から書いてみたいと思います。
「自分を愛することができないときにしてしまうこと」についてお話ししたいと思います。
自分を愛することができないとき、即ち自分を嫌悪したり、否定したり、自分責めをしている時のことですが、そんな時は頭の中で色んなことを考えて、気持ちに余裕が無いですよね。
そんな時、必ずと言っていいほど、とっても思考的になって、頭の中がフル回転になっています。
どんなことを考えているのかというと…
・○○すべき思考と言われる、「ああするべき」「こうするべき」「○○するべきではない」と考え込んでいたり
・全部自分が悪いと、「こうなったのは全部自分のせい」「自分の○○なところがダメだ」と自責したり
・黒か白かで考えてしまって「良い、悪い」でしか見られなかったり
・全部悪い方に考えてえしまうマイナス思考になって、「この先もずっとこのままな気がする」と思ってしまったり
・物事を決めつけて解釈してしまいやすく、「誰も私のことなんて理解してくれない」と感傷的になったり。
このようなことを、ずーっと頭の中で考え込んでいるので、気持ちに余裕がなく、自分の気持ちにも気付けなくなってしまいます。
もちろん、そのように考え込んでしまうのも、考え方の癖であったり、今までの経験や環境から、そう考えることしかできなくなったので無理ないなと思うんです。
ただ、そんな時、「自分の感情に寄り添えていますか？」と自分に問うてみて欲しいのです。
心の世界で言う「自分を愛すること」とは、自分をかわいいとか、かっこいいとか、美人だとか、お金持ちにするとか、そういうことではないんです。
どれだけ、自分の気持ちを理解してあげられるか？が自分への愛であり、自分の愛し方なのです。
上記にもありますが、
≫物事を決めつけて解釈してしまいやすく、「誰も私のことなんて理解してくれない」と感傷的になったり。
こういう時、他人を信頼していないので、他人に自分の気持ちを話すことができないものです。
だからいつも一人で抱え込んで、「誰も自分を分かってくれない」と思っているのですが、人一倍誰かに分かってほしい気持ちも同時に思っていたりします。
そして、ちょっと耳の痛い話になりますが、
「誰も分かってくれない」「誰かに分かってほしい」と思っているのですが、思っている当人が一番自分の気持ちを理解できていないということが往々にしてあるものです。
それも、仕方のないことなんです。
思考でいっぱいになっていることに自分で気付くことは難しいことですし、思考的な状態に長くいると、感情が分からなくなるものです。
むしろ、嫌な感情はずっと感じ続けているのに、なんで感情に寄り添うとか言っているのだろう？とも思うかもしれません。
感情が分からないということが分からないかもしれません。
感情って、簡単に言葉で綴られたらいいのですが、そんなに簡単なものでもないんですよ。
貯め込んだ感情ならなおさら、言葉に出来ないものです。
なので、その感情に少し浸ってみて、どんな気分がするのか？どんな気持ちになるのか？
身体の反応は、硬直するのか？だるくなるのか？震えるのか？温かいのか？
涙がでるなら、涙を出させてあげましょう。
そういう、身体で「感じる」反応でいいので、言葉に出来なくとも、大事に重ねていくと、自分の気持ちに寄り添えたり、本音が見えたり、感情を言葉にできるようになるものです。
そして、そんな風に、自分の感情に寄り添えることが、自分を愛する方法のひとつなんだと思います。
一人では難しいときはどうぞカウンセリングを訪ねてみてくださいね！
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