ココロノマルシェ 母親が怖い
こんにちは!
今回は【ココロノマルシェ】に寄せられたご相談にお答えしたいと思います。
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今回のご相談はこちら。
母親が怖い
とっこさん
元々自己肯定感が低く、何をするにも自信がなく、生きづらさを感じていました。
でも、昨年から、きっかけは些細なことだったのですが、自分を責めるのはやめようと決めたら、すごく生きやすく、毎日が楽しく感じられるようになりました。
一方で、母親と価値観の違いを強く感じるようになりました。
母は私のことを思ってくれるからと、口をつぐんできましたが、もうこんなに大人なのに、あまりにも踏み込んできすぎではないかと思うようになりました。
最近電話が来ると取りたくなくて、出ないということを繰り返しています。
せっかく心地よく過ごしているのに、水を指すようなことを言うのではないかと思い、電話が取れません。
反抗するような年齢ではないので、反抗したいわけではないのですが、少しは私のことを大人として、見てほしいと思っています。
親との適切な距離をどのように取ったらいいのか、どうしたら嫌な思いをせずに親と普通に接することができるようになるのかを知りたいです。
こんにちは!
東北は仙台のカウンセリングルーム、「ハートケアサロン仙台」の安寧優です。
この度はご相談ありがとうございます。
韓流にハマってから、オンマ(韓国語でママ)が最近のあだ名ですので、親子のことなら是非私に答えさせていただきたく返信を書いております。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
早速ですが!
≫元々自己肯定感が低く、何をするにも自信がなく、生きづらさを感じていました。
でも、昨年から、きっかけは些細なことだったのですが、自分を責めるのはやめようと決めたら、すごく生きやすく、毎日が楽しく感じられるようになりました。
一方で、母親と価値観の違いを強く感じるようになりました。
最初の冒頭を読んで、とっこさんはすごいなぁと思いました。
自己肯定感が低い状態から、自分を責めるのはやめようと決めたこと、そして今は毎日が楽しく感じられていること。
自分で決めたことを有言実行し、成長なさっているお姿に尊敬しますし、私も見習いたいと思います。
自分を責めるのはやめよう。って言うのは簡単ですが、責めることも無意識でしてしまいますし、毎日楽しく感じられるようになるまで、一歩進んで二歩下がる…そんな気持ちで根気強く取り組まれたのではないかな?と想像しています。
毎日が楽しく感じられているなら、本当に良かったです。よく頑張りましたね~!
しかしながら、自己肯定感が上がると、今までの価値観も変わるので母親との価値観の違いも強く感じる、というのはよくあることと思います。
これは、母親だけではなく、今まで仲良かった友人や知人とも、自分自身の自己肯定感が上がることで突然価値観が合わないと感じることがよく起こります。師匠のブログでもそのような相談よく見ませんか?(^^)
とっこさんが悪いわけではなく、誰かが悪いわけではないので、自己肯定感が爆上がりした通過儀礼のようなものかもしれません。
ですので、自分が成長しているからなのだなぁ。と俯瞰してみてくださいませ。
≫母は私のことを思ってくれるからと、口をつぐんできましたが、もうこんなに大人なのに、あまりにも踏み込んできすぎではないかと思うようになりました。
とっこさんは、とても相手の気持ちを慮ることが出来る人なのだと思いました。
母の気持ちを思うと口をつぐむ。というのは、母からの愛情も感じているから口をつぐんでいたのでしょうし、母親の気持ちを汲み取れる優しく愛情深い人なんだと思います。
≫最近電話が来ると取りたくなくて、出ないということを繰り返しています。
せっかく心地よく過ごしているのに、水を指すようなことを言うのではないかと思い、電話が取れません。
とっこさん自身が電話を取りたくなくて出たくない。と思うのならそれが素直な気持ちだと思います。
だから気分の悪くなることを自らしないということを決めたのならそれでいいと思います。
むしろ、自分で決めたことをここでもちゃんと行動に移せているので大したもんではないでしょうか?
≫反抗するような年齢ではないので、反抗したいわけではないのですが、少しは私のことを大人として、見てほしいと思っています。
相談文の文中に「大人」というワードが2度出ているのですが、とっこさんの思う大人ってどんなイメージでしょうか?
どんなお母さまなのか、想像でしかお答えできないのが残念なのですが、水を差すようなことを言う母ということは、過干渉な部分があるのかな?と思いました。
何をしても親に口を挟まれると、自分がとても未熟な気がして自信が持てないし、いつまでも母にお小言を言われる自分が情けなくなったりしませんか?(私ならそう思ってしまいます)
もう大人なのに、母にあれやこれやと言われるうちに、なんだか恥ずかしいような、情けないような…
早く大人になればそんな母のお小言からも解放される!
そんな気持ちになったりしたことはないかな?なんて思いながら読ませていただきました。
だからこそ、大人な自分を求めるし、早く大人になりたいし、大人になって母を見返してやるという気持ちも、もしかしたらあるかもしれません。
相談文は一方通行になるので、憶測でお話ししますので、当てはまらなかったらごめんなさい。
とっこさんの文中に「大人」というワードが出てくることが最後に繋がっているような気がしたんです。↓↓↓
≫親との適切な距離をどのように取ったらいいのか、どうしたら嫌な思いをせずに親と普通に接することができるようになるのかを知りたいです。
例えば…
自己肯定感が上がったら…大人になったら…親との適切な距離が取れるもの。
自立した大人の女性だったら、親も自分も嫌な思いをせず普通に接することが出来る。
こんな風に思ったことはないでしょうか?
ですので、「大人」ってどんなイメージでしょうか?と先ほど聞いてみました。
どんなイメージが浮かびますか?
親との距離や嫌な思いをしないで接する方法は100人いたら100通りで、残念ながら答えがないことなのかもしれません。
そういう時、自分軸がとても大切かなと思います。
とっこさんの理想は、親とどんな関係でいたいのでしょうか?
親との適切な距離はどれくらいでしょうか?
とっこさんがとっこさんらしく、楽しいなと感じる親との関係はどんな感じでしょうか?
今から少しづつ、そんなことを考えて、想像して、ノートに書き出すなどして、自分軸で行動したらよいと思います。
自己肯定感が上がってきたら自分軸で考えて行動することも前よりできるようになっているはずです。
自分の成長も是非認めながら取り組んでみてくださいね。
また、先ほど言ったように、もし早く大人になりたい!と強く思う気持ちがあるのなら、自分の中でまだまだ自分は子供だ。子供の自分は無力。そんな風に大人のなれていない自分の一面を嫌悪する部分もあるのかもしれません。
親から見られる自分はいつまでも子供で、娘な部分、大人になった自分から見た母親。
その距離や価値観にモヤモヤした気持ちがあれば、もう少しそこを優しい眼差しでみてあげたらいいのかな?と思います。
そうなるとカウンセリングの方が早いかもしれませんが(・・;)
母親である前に一人の女性。
私も、娘である前に一人の女性。
親子でも他人だから価値観は違って当たり前ですものね。
母の前でだけは娘になってもいいし、母の前では一人の大人の女性として振舞うのもいい。
時と場合によって使い分けてもいい。
母の自分に対する、どんな態度や行動が一番、癇に障るのか、気になるのか、気分が悪くなるのか。
そういうことも今一度整理してみてはいかがでしょうか?
またタイトルにある、母が怖い。というのは、どんなことに怖さを感じるのでしょうか?
相談文の中だけでは怖さが見えなかったので対面カウンセリングだったらお話し聞かせて欲しいなと思いました。
なんとなく、そこに傷や痛みが隠れているような気がします。
自己肯定感が育まれたとっこさんなら自ずと答えが出ることと思いますよ(^^)
過去に私のTwitterの質問箱にきたご相談も参考になればと思い、こちらに張り付けておきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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