感情がわからない
こんにちは
やっと気温が上がり雪が解けてくれそうですね。
今日の仙台市内は踏み固められ凍り付いた雪をシャベルで雪かきしている姿を沢山見ました。
さて、今日は感情のお話です。
私のカウンセリングでは感情を軸に扱っていくのですが、
「自分の感情が分からないです」
と言われることが多々あります。
感情が分からないことが悪いことのように仰る方が多いのですが、そんなことはないんですよ。
そういう時、私は、
「感情が分からない。というものを感じてみてください。どんな感じがしますか?」
とお話ししたりします。
感情が分からないんです。と言いますが、実は「感情が分からない」ことをちゃんと感じていらっしゃるんですよね。
カウンセリング中に、
「それは、どんな感じがしますか?」
という質問も私はよくするので、感情が分からないと仰る人はよく困ったなという表情になります。
そうしたら、
「その困った気持ちに留まるとどんな感じがを感じしますか?」と感じてもらいます。
カウンセラーというのは、本当にああいえばこういうところがありますね。笑
そして、そういった気持ちに留まっていると、言葉は出てこなくても、
・胸が押しつぶされるような感じ
・息が詰まる感じ
・緊張した気持ち
・悲しい感じ
・体がギュッとこわばる
・手に汗がでてくる
・心臓がドクドクする
・震える感じ
・脱力する感じ
・ほっとする感じ
・ふわふわする感じ
・体がジーンとする感じ
などなど、言葉に出来なくても、身体で感じるものがあったりします。
それをただ感じてもらうことも多いんですよ。
(ですので、うまく言葉にしなくても大丈夫です。ありのままに感じてみてくださいね。)
そして、不思議なことに体感として何度も感じているうちに、その感覚が言葉になって出てくることも多々あります。
そうすると、なんだかスッキリするものです。
こうした体験を一緒に見ていると、感情というのは自分のコア、核になる部分を自分に気づかせてくれるものなのだと改めて思います。
私のカウンセリングでは、ネガティブな感情もポジティブな感情も、どちらもお話を伺いながら感じてもらうアプローチをしていきます。
ですので、あまり言葉のコミュニケーションがないままカウンセリングが終わることがあります。
反対に、お話しばかりで終わることもありますが。
どんな感情も感じることができると人は自信が生まれます。
感情を感じること、言葉にできること、誰かに伝えることができると、自分を信頼できるようになります。
そんな自分を想像したら、自信がつくかもしれないと想像できることと思います(^^)
現代人の誰もが、日々の生活の中では思考的ですよね。
目の前のことをこなすためには感情よりも思考が優先になりますし、現代は情報量が多すぎて脳がずっと働きっぱなしですから余計に思考的になります。
心のことをケアしようと心理学に興味を持っても、情報が多すぎて、心のことなのに思考フル回転して自分の心と向き合ったりしてしまうものです。(私自身のことですね。笑)
なので、カウンセリングではクライアントさん自身のコアに繋がる感情を一緒に見つけていけたらいいなと思います
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