質問箱 許せない気持ち
こんにちは！
今日も安寧にお過ごしでしょうか？
東北は仙台のカウンセリングルーム、「ハートケアサロン仙台」の安寧優です。
今日は質問箱のご返答をさせていただきたいと思います。
私のTwitterで質問箱を設置しております。
もしココロのことでご質問、ご相談があればTwitterの固定ページより↓↓↓ご質問をお待ちしております。
匿名ですのでお気軽にしてくださいね(^^)
ご質問はこちらからでも。
≫こんにちは。いつも楽しみにしています。
相談者様こんにちは！
いつも楽しみとのこと、私のHPのブログやこのnote等を見てくださっているのかしら？と思うととても嬉しく思います。
普段、見たよ！とか、見てるよ。
と直接声を聞くことはないのでとても嬉しいです。
こういう小さな一言が私の背中を押してくれる原動力になります。
本当にありがとうございます！
そしてお返事が少し遅くなってしまい、お待たせてしまって申し訳ないです。
では、ご相談のお返事を書かせていただきますね(^^)
社会人だと、一日のほとんどを職場で過ごしますよね。
家族や友人よりも会社や職場の人たちと過ごす時間の方が多いので、そこでストレスがあると、イライラしたり、モヤモヤしたり…
気にしなければ楽なのに、どうしても気になってしまうこと。
誰でもありますよね。
もちろん私もそういう経験があります。
≫手を抜くのがうまい年上の男性がいます。なにかと理由をつけて押し付けてくるので困っています。
職場の先輩であれば、頼ったり、尊敬したいのに、
仕事の手は抜くし、挙句の果てにいろんなことを押し付けられたら…
≫正直、その人がいると、士気が下がるというか、嫌な気持ちになります。
そりゃ士気も下がるし、嫌な気持ちになりますよねぇ。
とっても共感します。
私に押し付けるな！（怒！）と私だったら思うと思います。
≫気にしなければいいと思いますが、なんだか許せないんです。
これって気にしすぎなのでしょうか…？
「なんだか許せないんです。」と思ったのなら、それが正直な今の自分の気持ちで相談者様の大事な感情だと思います。
まずは、そう思った（なんだか許せないんですという）自分の気持ちを、大事にしてほしいなぁと思いました。
ですので、今日はその「なんだか許せない」気持ちにフォーカスして自分の心をもっと覗いてみましょうか？
もしかしたら知らない分の気持ちに会えるかもしれない。
そんな気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
まず、相談者様に聞いてみたいことがあるのですが、
「許せない」とか「許さない」と聞くとどんなイメージが湧いてきますか？
憎悪、憎しみ、悲しさ、悔しさ、怒り…
もしくは、
許せ(さ)ないなんて、心が狭い、器が小さい、みっともない、優しくない…
人によっていろんなイメージますよねがあると思います。
また、「許す」とはどんなイメージでしょう？
優しさや愛、包容力、受容力。そんなポジティブなイメージもあれば、
負けた、譲歩した、従った。こんなネガティブなイメージもあるかもしれません。
相談者様はそれぞれの言葉にどんなイメージがありますか？
もしよければ、そのイメージをノートに書き出してみてください。
感情は見えないものだというのに、止めたり、無かったことには不思議とできないもので、身体の中をすーっと通り過ぎていくようなものだと私は思っています。（根本師匠はよくう〇こに例えてますよね笑）
感情も、喉元過ぎれば熱さを忘れる。そういうものだと思ってます。
なので、気持ちを喉元でグッと抑えつけてしまえば、ずっと喉が熱いので辛いですよね。
私たち人間は誰もがどうも感じたくない気持ちほど、ぐーっと無意識に抑えつけてしまうように思います。
相談者様は年上の男性に対して、許せない気持ちがあるのだけど、これは気にしすぎでは？という思考で気持ちにブレーキをかけているように感じました。
感情のブレーキをかけるときは、その気持ちに対してネガティブなイメージがあることが多いと思います。
「許す、許せない」というワードに相談者さまはどこか抵抗感があるのかな？
と思い、どんなイメージをお持ちですか？と伺ってみました。
許せないと悩む人は、許したい気持ちがあるから悩みます。
それは、許したいという愛があるから悩むので、そういう悩みのある人は優しい心の持ち主です。
許せなくてもいいんです。
許せないと思っても大丈夫です。
また、許せなくても、許したいと思えば、許せることができるものです。
自分の中でネガティブなイメージを持っている感情がわいてきた時…
例えば、怒りや恨み、嫉妬など、残念ながら嫌われやすいネガティブな感情ですよね。
そんな感情が出てくる私も、わたしの一部だと。
ココロと向き合う時に、どんな気持ちのわたしも、
思考し、それは良くない考え方だと否定せず、
ネガティブな感情も受け入れてあげられたら、それだけで楽になることも多いものです。
だって、そう思ったんだから、しかたがないのですもの。
はい、魔法の言葉、しゃーないやんですね。
もう一つは、「シャドウ」と心の世界で言われるものです。
生きられなかったもう一人の自分とも言います。
なんだか嫌だなと思う人の中に、
自分の中で禁止してきたけど本当はそうしたかった。
自分の嫌な部分を相手の中にも見る。
相手ばかり得をしているような気がする。
そんな自分の中のネガティブな部分を見てしまうことです。
その年上の男性の嫌な部分ってどんなところでしょうか？
30個くらい書き出してみましょうか？
そうすると、何か気づくことはありますか？
今まで苦手だと思っていた人との共通点。
実は羨ましいと思っていたところ。
自分はやらないと禁止していること。
いろんな気づきがあると思います。
本当は私、そんな風に思っていたんだ！とか。
そうそう、いつもこういうタイプのひと苦手だったんだよな…とか。
自分がその人みたいに行動してみたら…と想像するだけで抵抗感でるー！とか。
そういう小さな気づきをたくさん見つけてみてもらえたらいいと思います。
そして、それらは、実は自分のかけらだったりします。
意外な自分の一面に会えるかもしれません。
私にも言えますが、自分のことを知らないのは案外自分です。笑
感情を感じることや、自分のシャドウを見てみることはもしかしたら少し怖かったり、勇気が必要なこともあるかもしれません。
一人では難しいと思った時は、是非カウンセリングも受けてみてくださいね！
では、何か参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
よい週末をお過ごしくださいませ。あんにょん。
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